【プロット公開】『先生はわからない』

小説創作裏話

 みなさん、おはようございます!

 今回はカクヨムで公開中『先生はわからない』のプロットを公開しようと思います!

『先生はわからない』はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700429078464071/episodes/16816700429078507831

 私はプロットを作るとき、ルーズリーフにガスガスッと書く人間です。思いつく単語や話の構造など、とにかく紙を埋めていく。その結果が下の写真です。

『先生はわからない』はタイトルが先に決まっていた短編小説。なのでそこからどういった物語にするのかを膨らませています。「先生」とあるからには舞台は学校なのか? イメージとしてミステリ、写真、などの単語もありますね。

 心にささる、ということに悩んでいる部分も。

 私が物語の展開を考える時は、□を多用します。ひとつの□でひとつの場面を描くイメージ。この段階では、先生と生徒、それぞれの場面を描くことで話を作ろうと考えています。そして先生には「愛・恋か?」とし、生徒には「うらみ、復讐のため」とメモ書き。

 この時点で互いの印象のズレを題材にすることが決定しています。だからその下に「どうしてそう考えるに至ったか」を考えていますね。

 そして裏ページ。表ページだけでは話がうまいことまとまらなかったのです。

 裏ページの下の部分に、□が三つ並んで、それぞれ先生、生徒、遺書となっています。ここで構成が表の時から□がプラスされたことがわかります。ああだこうだ悩んで「三つあった方がいい」と思考が切り替わったのですね。

 上の方には「風景で写真をずっと撮っている」と、生徒の行動。その下に「思わせぶりなセリフ」とメモ書きがありますけれど、これは実際には使わなかった。でも、ちょっと形を変えて小説に落とし込んでいますね。

 写真、日記帳。この二つのキーワードを掴んだことで、□が三つになり、話全体がまとまりました。日記帳には矢印で「交換日記!!!」と書いているので、これが決め手だったのでしょう(もう忘れた)。

 そうして完成したのが、公開中の『先生はわからない』です。

 いかがでしたでしょうか? 実際のプロットからわかること、気づくことがあれば幸いです。

 ではまた!

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