青春小説を読もう!
ということで今回紹介するのは、苑水真茅さんの『あの日のきみを今も憶えている』です。
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美術が大好きな主人公・陽鶴はある日、同級生の美月とその彼氏である園田と一緒に交通事故に遭ってしまいます。
気がつくと病院にいた陽鶴は、そこで美月が死亡したという知らせを聞きます。
信じられない思いのまま美月の葬式に行くと、そこには幽霊になった美月の姿が!
陽鶴は美月と園田を再会させようと行動を開始し──。
陽鶴は誰が好きなのか?
死んだ美月をどうやって園田に会わせるのか?
そのことで起きる悲劇とは?
陽鶴と美月の友情や、美月と園田の恋愛関係が、青春でした!
第六章をどう受け取るか、は、読了した方と話し合いたい!
私は……うう〜ん、悩ましい!
愛を貫いた女性の物語『ピンク&シュガー』
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陽鶴のキャラが、いい感じで立っているのが好き。
こう、際どいキャラではないし、だからといって個性が埋没する系でもなく。
ちょっとした時の台詞回しが「この子めちゃくちゃセンスいい!」と何度も感動しました(笑)
陽鶴と美月の友情関係が、羨ましい。
ゆるゆると、互いを気遣いながら一緒にいられる。
かけがえのない親友同士だったんだなぁ、としみじみ思いました。
とにかく主要登場人物が全員いい子です!
こう、腹に抱えているものがいろいろあるのはわかるのですが、毒々しくなくて。
なので、ちょっと涙が流れちゃう青春小説を読みたい! という期待に応えてくれるかと!
気になる方は是非!
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