【読書記録】『きみがすべてを忘れる前に』

読書記録

青春小説を読むぞ!
ということで今回紹介するのは、喜多南さんの『きみがすべてを忘れる前に』です。

主人公・クロは学校の教室で、幽霊の同級生・紫音と出逢います。
紫音はクロに対し、「自分を生き返らせなさい」と命令口調。
そしてさまざまな幽霊事件にクロを巻き込みます。

本書は2011年9月にこのライトノベルがすごい!文庫から刊行された『僕と姉妹と幽霊の約束』の改稿だそうな。
なので、ライトノベル感が強めの作品になります。
もしかしたら旧タイトルの時に読んだことがある人がいる、かも?

旧タイトルを見てわかるように、クロ以外にも姉妹がいて、その姉妹も一緒に幽霊事件解決に動きます。
そして約束──それが何なのか、がお楽しみです♪

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サクサクサク〜と読めました。
クロと親友、紫音の関係性が「好き!」な方が一定数いる予感。
それと、クロの姉妹。この辺りの設定は、まさにライトノベル!

物語の構成は、一章ずつクロと姉妹の特異体質が判明する仕組みになっています。
その中で変化していくクロと紫音の関係性。
甘酸っぱいなぁ、としみじみ。

じっくりどっしりとした青春小説ではないです。
ライトノベルが好き! という方には、何かしら響くものがある、はず!

気になる方は是非!

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