【読書記録】『黒猫とさよならの旅』

読書記録

青春小説を読んでいます!
ということで今回紹介するのは、櫻いいよさんの『黒猫とさよならの旅』です。

猫が出るぞ! ということで、手に取りました(笑)
昔、実家で黒猫を飼っていたんです。懐かしくって。

高校生の主人公・茉莉はある日、学校をサボって兵庫に住んでいるおばあちゃんに会いにいくことにしました。
初めてのサボりにドキドキしながら自転車を漕いでいると、アクシデント!
そこで出会った不思議な黒猫につらい記憶を消してもらいます。
するとその後、同じ学校の男子生徒に声をかけられました。
二人と一匹はおばあちゃんの家を目指して、自転車を漕ぎ続け──。

後ろ向きな主人公が黒猫と男子生徒の言葉に耳を傾け、少しずつ変わっていく青春物語です。
ちょっぴり不思議系なお話。

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主人公が、初めはとにかく思い悩んでいて(汗)
記憶はないけど、「なんか嫌な気持ちになった」という感覚だけある状態です。
黒猫や男子生徒の言葉に戸惑って、誤魔化して。
主人公の悩みは「あー、そんな時代、私にもあったなぁ」と納得。

なので、主人公が好きか嫌いか、きっぱり分かれる作品な気がします(汗)
最後まで読むと「頑張った!」って思うのですが、そこに辿り着くまでが、なかなか(汗)

主人公の悩み(特に最後のどでかい悩み)に、私は共感しました。
比較されるってつらいですよね。

黒猫の正体が何なのかは、読んでのお楽しみ!
気になる方は是非!

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