令和5年6月2日のツイートと、思うこと。
創作界隈を見ていると、なんていうか、こう、人の顔色見て右往左往する人が多すぎて心配です。
みんな自分に自信がなさすぎません?
創作は「自分ってこういう人間なんだー!」を強烈に打ち出すものだと思うので、究極的にみれば「他人なんかどうでもいい」というスタンスになる気がするのです。
(まあ、そこまで突き抜けると理解が得られなかったりするのですが)
「エタる」といっても、いろいろなパターンがあると予想。
そこを整理しないと、話が噛み合わないのではないでしょうか。
そこら辺を脇に置いて「エタるのは良くない!」と言われても、どこに論点置いて話し合えばいいのか……混乱しちゃいます。
そもそもこの「エタる」話題、どこが火種なのでしょう? 謎だわ。
天宮さくらという人間を知りたければ是非!『シロクマの背に乗る』
私の中で創作者が陥る「エタる」は3種類あります。
1・何も考えずに書き始めたため、途中で筆がストップしてしまった
2・長期間連載していて、書く熱量が失われてしまった
3・ゴールは決まっているけれど、そこにいく道筋に迷ってしまった
他にもあるでしょうけど、とりあえずこの3種類。
1・何も考えずに書き始めたため、途中で筆がストップしてしまった
勢いでスタートさせて、どうしようか迷った挙句、筆がストップする。
まさにエタってます!
まあ、そういうことってありますよね。
後半に行くにつれて、設定の甘さが露呈してきたり、矛盾が生じてきたり。
しゃーない。
2・長期間連載していて、書く熱量が失われてしまった
これは、ファンからしたら地獄(涙)
頼む、続き書いて! ってなりまする(涙)
でも創作者としては「ここの水準まで熱量が戻らないと無理〜」なので、読者は祈るしかできませぬ(涙)
熱量維持って大事ー。
3・ゴールは決まっているけれど、そこにいく道筋に迷ってしまった
これは長期連載の漫画でよくあるパターン、な気がしています。
漫画の連載ってコミックスの売上で大きく左右されてしまうから、出版社側から「まだ連載終わらせないで! 続けて!」って引き伸ばし作戦をお願いされると無碍にはできないイメージ。
なので、長期になればなるほど「ゴールはあそこだけど、寄り道しなきゃ!」で迷っちゃう。
でもこの場合、ゴールは明確に存在するので、「あの話って途中エタったけど、最終的に面白かったよねー!」と言ってもらえる可能性が!
ファンは希望を捨ててはならない! 頑張れ!(涙)
でも、最終的に「エタる」「エタらない」を決めるのは読者なのだと思います。
3のパターンはまさにそれで。
この場合、悪いのはエタらしてしまった創作者なのでしょうか?
連載を続けてくれるだけで御の字だと思うの!
天宮さくらのあれやこれがあるエッセイ『シロクマの背に乗る』
読者の立場からすると、「面白い物語を読ませて!」「感動させて!」が希望。
そして「面白い」や「感動」は、物語がきちんと終わる、という部分も含まれると思います。
途中で物語がダレたとしても、終わりよければすべて良し、じゃないですか。
なので、創作者として評価されたいのなら、1・何も考えずに書き始めたため、途中で筆がストップしてしまったは避けた方がいいと思います。
途中で連載ストップした作品は他の人にオススメしにくいですもん。
あと消化不良で悶々するぅ。
2・長期間連載していて、書く熱量が失われてしまったは、なるべく避けて(涙)
これは読者、祈るしかできないから!(涙)
熱量維持できるよう、頑張って!(涙)
でも、3・ゴールは決まっているけれど、そこにいく道筋に迷ってしまったはいいと思うのです。
創作は試行錯誤の連続。迷った部分も味が出て面白い、かもしれません!
なにより「エタる」「エタらない」は最終的に読者が決めること。
人様の顔色を伺うばかりの創作ではなく、やりたいようにしたらいいと思います。
好きなように書けっ!
ぶつくさ言わずに書けっ!
なのです♪
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