【読書記録】『死神の精度』

読書記録

一時期、伊坂幸太郎さんの作品ばかり読んでいました。

紹介したい作品はたくさんあります!
その中で今回紹介するのは伊坂幸太郎さんの『死神の精度』
一番好きな作品です。

本作の主人公は「死神」です。
音楽が好きで、苗字が地名で、受け答えがちょっと変わっていて、素手で何かを触ろうとしない、雨の日に現れる人物。

死神の視点から見た人の人生はどのようなものだったのか。
彼らは本当に死ぬべきなのか、それとも。

六人の登場人物の人生を垣間見る、連作短編小説です。

映画化したことがあるので、もしかしたらそちらでご存知の方もいらっしゃるかも?

映画、放映当時「観たいなぁ」と思いながら観れていません(涙)
書籍が出版されて映画化するまで、期間が開いていたんです。
「一度読み直してから観るか、それとも?」と悩んでいる内に放映が終わり、そのまま記憶の彼方に追いやっていました(涙)
(今回、こうしてブログ記事を執筆するまですっかり忘れていました(涙))

Amazon primeとかにあったりするかしら(汗)
探してみます(汗)

『ピンク&シュガー』絶賛発売中!

連作短編小説って本当に面白い!
読了後、そう強く思ったのを覚えています。

主人公の死神である千葉のキャラクターがすごく好きです。
彼が音楽を愛する姿……私も音楽が大好きなので、ものすっごく共感できました!

そして、死に対する考え方。

死神が一週間かけて「本当に死を与えるか?」と見極める姿。
これがリアルであるとしたなら、私は死神に「死んでもいい」と判断される生き方はしたくない。
それは嫌だなぁ、と思いました。
「この人物を殺すのはまだ先だ」と先送りされる生き方をしていたい。

面白いのに、ちょっと考えさせられる。
私の好きな一冊です。
是非、お読みくださいな!

実は『死神の精度』、続刊が出ています。
読みたくて文庫本買っているのに、読んでいません(汗)
これは近々読まなければ!

気になる方はこちらも是非!

『シロクマの背に乗る』天宮さくらを知りたい方は是非!

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