【書評】横書きで読まれる文章を書く

書評・勉強になる本紹介

私は現在、ブログ運営をしています。(今読んでいただいている記事を掲載しているブログですね)

私は文章を読むことに苦痛を感じたり、苦手意識があったりしません。ぎっちり詰められた文章に抵抗はないですし、長文だから読むのをやめるなんて選択はありません。

ですが、大量の文章を読むことに忌避反応を示す方がいらっしゃるのは理解しています。
ネットでは文章が詰まりすぎていると読みづらいことも把握しています。

どうしたらスッキリとした読みやすい文章を書けるのか?

この疑問を解決するために手に取ったのが、株式会社グリーゼの『世界一やさしいWebライティングの教科書 一年生』です。

そもそも、なぜブログを運営しているかというと、WEBを上手に活用していきたい、と考えたからです。

今のご時世、自己発信力は重要です。
自分という人間はどのような考えを持っているのか。
自分の伝えたい意見を誤解なく相手に伝えるにはどのような技術が必要なのか。

WEBでは、こちらから発信しなければ相手に気持ちが伝わることは決してありません。

WEBで情報発信を上手に行っている人は誰だろう?
と考えた時、ライターの存在を思い出しました。

ライターは雑誌や広告のような紙媒体の仕事だけではなく、WEB上に掲載されている記事も執筆することがあります。

金銭を受け取って記事を書く彼らなら、読まれやすい横書きの文章を書く技術を知っているはず。

そのひらめきから本書を手に取りました。

 * * *

本書はライティングの基礎を教えてくれます。
・文章を綴る前に行うべきチェック
・ライティングのテクニック
・構成と見出しのポイント
・キャッチコピーの書き方
・仕事を行うためのメール活用方法
わかりやすい文章を書くだけでない技術が詰め込まれています。

本書を読み、
「誰に読んでもらいたいのか」
「ターゲットにしている人は誰なのか」
以上を抑えた文章を綴ることの大切さがよくわかりました。

本書はWEBライターになりたい人向けの本なので、WEBライターとして活躍している方々のインタビューが掲載されています。
その人数、なんと九名!
それぞれが別々の活躍をされているので、比較して読むと気づきがあります。

 * * *

私はブログ記事を書く上で何か得るものがあればいいな、と考え、本書を手に取りました。

「本書を読んで学びはあったのか?」と問われれば、もちろんありました!

「3時限目 ライティングのテクニック(実践編)〜伝わりやすく書く〜」で紹介されていた技術は、普段ネット記事で目にしていたものの、理解していなかったポイントが多かったです。
またPASONAの構成、AIDCAの構成の説明は理解しやすく、すぐに実践できると思えました。

何よりも「6時限目 仕事をスムーズに進めるためのメール活用術」は、メールを活用するときに気をつけなければならないことが網羅されており、勉強になりました。

私のように「WEB上で記事を書いて伝えたい」とお考えの方がいらっしゃいましたら、本書を手に取ってみられてはいかがでしょうか?
何かしら学びがあります。

コメント

  1. 地獄少年 より:

    こんにちは。
    私は四年近くブログ運営をしています。
    ブログ運営と小説執筆は共通点が多いです。
    (タイトル、キーワード、コンセプト、ターゲット、サイト設計などなど)

    私はさくらさんとは逆で、ブログのための文章力向上のために小説を書き始めましたと言う経緯があります。
    お互いがんまりましょう!

    • 天宮さくら 天宮さくら より:

      地獄少年さん、こんにちは!
      コメントありがとうございます!

      地獄少年さんはブログ経営の先輩ですね!
      書くのはとても楽しいですが、なかなか成果に結び付かず、難しいなと悩む毎日です。

      お互い小説もブログも頑張りましょう!
      何か悩んだら相談させてください!
      コメント、本当にありがとうございます! 嬉しいです!

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