本心を明かさない

小説創作裏話

 おはようございます! 今日は雨降りそうな空。どうなのかな?

 さて今日はカクヨムにて連載中『聖剣エレクトゥス物語』「9 女性の騎士」を公開しました!

 最新話はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816927859885915865/episodes/16816927859902950475

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 いよいよカーノの街を出て次の街へ! の前に、旅の準備です。

 ソフィアは逃げているところをサラとタナハに助けてもらい、カーノにやってきました。なので手ぶら。何も持っていません。ついでに金も持っていません。困ったもんだね。

 だからサラが全部面倒を見てあげています。本当にサラってば優しい〜!

 そこで話されることは、この時代に女性の騎士はとても珍しい、ということ。

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 実際の歴史ではどうなのでしょうね?(この辺り不勉強で申し訳ない)でも、なり手は少なかったのではないかなと思っています。甲冑着るのは大変だし、武器を扱うのだって腕力がいる。戦えば傷つくこともあるし、最悪命を落とすこともある。

 危険な仕事だから、お給金はそこそこ良いです。良い領主が主人になれば、かなり安定した生活ができます。

 騎士は領主の武力そのものです。サラはそれになりたいと思っている。

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 お金を比較的稼ぎやすいからそうなりたいのか? というのが疑問ですね。ただソフィアはそういう形で疑問を抱いてはいません。

 サラは女性らしさを失っていないのに、騎士を目指している。その部分に疑問を抱いたのです。

 もしサラの髪が短髪なら、ソフィアは疑問に思わなかったでしょう。「ああ、この人は女性である自分が嫌で騎士になりたいのかな?」と思ったはず。

 でも実際は違う。サラは長い金色の髪を丁寧に手入れして、二つ括りにしている。長い髪は女性の象徴です。サラは女性であることを忌避していない。

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 だから「どうして騎士を目指すのか?」を問うたわけですが……教えてもらえなかった。

 これはもう少し先でお話する予定です。のんびりお待ちくださいな♪

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 さて【宣伝】です!!!

 4月1日にシロクマ書庫から電子書籍を出版します!

 タイトルは『水の中に沈む』。表題作と『飴玉を舐めるような』を収録しています。

「あれ? 『飴玉を舐めるような』はカクヨムにあったような?」と気づいた方は、ありがとうございます! ですよ〜! カクヨムに短編バージョンが収録されています。

 カクヨムで掲載中の『飴玉を舐めるような』はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700428944164526/episodes/16816700428944466212

 こちらに収録しているのは中編バージョンです。つまり、加筆修正をめっちゃしています!

 そして『水の中に沈む』は完璧書き下ろし作品。

 もしよろしければお手にとっていただけると幸いです♪

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 ではまた!

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