パワーバランス問題

小説創作裏話

 おはようございます! 今日は3月11日ですね。黙祷。

 さて、『聖剣エレクトゥス物語』「8 権力争い」を公開しました!

 最新話はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816927859885915865/episodes/16816927860944225987

 今回はバリっバリの政治話。

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 ここまで散々説明している、ソリヴァス帝国成り立ちの話ですね。

 帝国設立には二つの要素があった、ということ。

 ひとつはソリヴァス率いる武力・聖剣エレクトゥスの輝き。武力でもって他者を支配したという話です。

 そしてもうひとつが、支配された民族たちの心の平安・倫理観の共有のために利用された、アーレス教です。

 帝国のトップは国王であり、宗教のトップは教皇。

 二人三脚でソリヴァス帝国という巨大帝国を支え発展させてきたのです。

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 けれど、ここにきて現国王が「アーレス教から税金徴収して国防に回そうと思うんだ!」となったのです。

 国外のことがわかるのは「6 国の仕組み」https://kakuyomu.jp/works/16816927859885915865/episodes/16816927859902907811

 お金はたくさんあればあるほど便利ですからね。

 アーレス教は建国の際利用されただけあって、信者が多いのです。だから集まるお金の額も大きいですし、それなりの発言権も持ち続けてきた。

 そこにふって沸いた話が「アーレス教に税金かけるわ」問題。

 そりゃ、怒るでしょうよ教皇は。税金取られたら嫌だーとなった。

 だから脅したのです。「お前、俺たちから税金徴収するとかいい度胸してるじゃねえか?」ですね。

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 政治のパワーバランスはつまるところ、お金をよこせ問題だと認識しています。

 だから私の書く物語はみんな「金! 金なんだよ!」状態。(笑)

 その辺りの説明が今回の章でした。楽しんでいただけたでしょうか?

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 今日はカクヨムお題・第四弾ですね! 今日はどのようなお題が出るのだろう? 楽しみ!

 ではまた!

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