『魔警の黒猫』第一部・完結

小説創作裏話

 みなさん、おはようございます! 昨日は北国、とんでもないことになっていたみたい。大丈夫ですか?!

 ということで『魔警の黒猫 第五話』「17 証拠」を公開しました!

 最新話はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700426425523750/episodes/16816700427331189638

 シリーズはこちらhttps://kakuyomu.jp/users/amamiya-sakura/collections/16816452220550123396

 これで『魔警の黒猫 第五話』完結。そして第一部完結です。ここまで読み進めて下さった方、本当にありがとうございます!

 伏線は張り尽くした。

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 今回のお話は、残された式札について。

 そして一番重要なのは、苫田さんの研究内容ですね。これ、結構恐ろしい研究ですよ。

 生駒の予見は、その人の魂を読む魔術です。個人が生まれ持っている望む方向性を見定め、そこへの介入を試みる魔術。こうして文字にすると、なかなかに悪質だな!

 そして苫田さんの先読みは、全ての情報を揃えた状態で、次の一手を予測するもの。つまりはチートですね! 今流行りの!

 でもそれをするのはなかなかに大変。だって情報を全て揃えなくてはならないのですから。揃えた情報の精度も高くないとうまく機能しないし。難しいのです。

 だから現状、夕食占いくらいなのですよ(涙)

 苫田さんはこの研究を今までずっと一人でやってきていて、弟子を取っていなかった。だから周囲の魔術師たちも「これは一代限りで終わらせる研究内容なんだろうな」と思っていた。

 そこに、和香奈という弟子がぽんと現れたのですよ。

 …………いまはこの辺りまでにしておきましょう。語りすぎるとネタバレだわ。

 ええ。今後の展開を楽しみにしていただけたら。わくわくわく!

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 ここまでの流れをざっと整理してみましょう。

 第一話 黒猫と少女   優人と和香奈の出会い

 第二話 脈主と渡師   和香奈、弟子入り

 第三話 呪具師   魔術師の世界 社会構造

 第四話 占い師   優人と和香奈 二人の関係

 第五話 観察者   ラスボスとはどんなヤツ?

 ですね。まさに第一部にふさわしい内容揃いだったかと。

 では第二部は何をするのか、というと、本格的に魔術師同士の戦闘が始まります。それプラスしてラスボスに向けての話も展開していくので、一話ずつの文量が多くなる、予定です。

 ですがひとつの章の文字数はあまり増やさない方が良いのだな! ということは学んだ!(えっへん!)

 第二部は第六話〜第十話。楽しんでいただけるよう頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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 さて! 明日からはいよいよ『トキ傳 愛慕の姫君』を公開します! 相変わらず静かなお話です。楽しんでいただけたら幸い。

 ではまた!

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