幽霊退治はお手のもの

小説創作裏話

 みなさん、おはようございます! 昨日は雪だったけれど、今日は降っていません! 寒い!

 さて、今日は『魔警の黒猫 第五話』「16 戦闘」を公開しました!

 最新話はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700426425523750/episodes/16816927859958573880

 シリーズはこちらhttps://kakuyomu.jp/users/amamiya-sakura/collections/16816452220550123396

 ようやく幽霊退治でございます! いえい!

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 幽霊の正体はいかに? でしたが、いかがでしたでしょうか。この辺りの細かい区分は、サラリと読み飛ばしていたら「?」となるのではないかしら。

 要は、使い魔には肉体があって、式神には肉体がない、という話。

 使い魔は元々別個に個体が存在している。それを魔術師が魔術で使役する感じ。

 一方式神は、式札という通常の札とは少しだけ役割が違う札を使用します。それを核(中心)としてそこに魂を定着させる。(『シャーマンキング』でいうならばオーバーソウルですよ!)

 けれど魂は肉体がなければ単独で存在はできない。霊脈という流れにのって移動し、星に戻るわけです。だから式神に定着させる魂は、霊脈から掬い上げたもの。元々あった個そのものではない、術者による恣意的なものですね。

 その式神を使って魔術師は和香奈のことを探っていた。これはそういう話。

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 そして優人は幽霊退治がお手のものなのです。それは過去に何度も話していることですね。例えば『魔警の黒猫 第二話』とか。

『魔警の黒猫 第二話』「10 戦闘」はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700428384345428/episodes/16816700428440260626

 この場合、式神は幽霊なのか? と疑問に思われるかもしれませんが、一応分類的に幽霊ですね。何たって霊脈から掬い上げた魂を無理やり式札に定着させているのですから。

 でもこれってすっごく技術のいることなのですよ。ペーペーの魔術師ではできない技術。

 合間に何度も出てくる単語「日ノ宮」。これが優人のすべて。

 第六話にはいよいよ、その詳細がちょっとだけ語られる、予定! 楽しみにしていただけたらば!

 私自身、語るのが楽しみで仕方がない。

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 なぜ犯人は和香奈を探っていたのか、は今後シリーズが進めばわかる話。

 ただ覚えておいてほしいのは、魔術師は和香奈をどうしてマークしようとしたのか? どうして和香奈と優人が同じ行動を取っていると判断したのか? この点、重要。

 そこを踏まえて今後の展開を楽しんでいただけたら幸いです!

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 明日で『魔警の黒猫 第五話』は完結です。第六話は多分、四月からのスタートになるのではないかな?

 メディアワークス応募用の小説がまだ書き上がっていないのですよ。あわあわ。しかもあちら、話数が多い問題。そして文章量は足りますか? な不安。なぜこうなった?

 まあ、とても気楽なお話なので、楽しみにしていただけたら!

 ではまた!

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