殺人鬼との戦い

小説創作裏話

 こんにちは! 土日は更新時間を変更してみよう! と挑戦中。なのでこんな時間の投稿になりました。

 さて、今日もまた公開しました『Love Scopper episode.0』「14 Battle」です!

 最新話はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816927859718118078/episodes/16816927859718619901

 ついに「戦うイケメン中編コンテスト」にふさわしく、ちゃんちゃんばらばらです!

 ……ところで、こいつらイケメンなのかね?(今更根本的疑問)

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 ようやく! ようやくバトルですぅ〜! 長かった。ここに来るまで長かった。でも物語に深みを持たせることは十分にできたかなって! 満足です!

 今回はナイフvs銃という。ナイフ、圧倒的不利じゃん〜となりそうですが、そこは鬼月だから。殺人鬼だから。銃弾なんてちゃちゃっと避けちゃいます。

 というかこの二人、こう見えて魔術師だからね?(うっかり忘れそうになる設定)魔術師は自分の肉体を魔力で強化するのは当たり前なのです。(ここは『魔警の黒猫』読んでくれたらわかると思う。身体強化は基本だよ!)

 だから私の脳内ではめちゃくちゃバトってるこの二人。展開もめっちゃ早い。バンバンヒュンヒュンですわ!(語彙力っ!)

 そして年齢。松田は三十代(くらいを想定している)で、殺人鬼は二十歳。10歳差もあるので、そりゃもう殺り合うのも大変ですよ。

 相手は人を殺し慣れていて、こちらは死にたがり。どうしようもない戦闘なのです。

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 バトルの戦闘は音楽だよな、と書くたびに思います。勢いが大事。それと、感情の変化の速さ。瞬時に相手に反応し、攻撃を繰り出す。映像で見た方がわかりやすいな、と思う部分を全部言葉に落とし込む楽しさ。

 私はバトルシーンを描くの、好きです!(下手だけどね!)

 今回は舞台が工事現場、しかもダクトに通じる道。映像化したらさぞかし映えるだろうなぁと想像しつつ描きました。ああ、楽しい。

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 松田の死に対する美学は、こういった相手でキラキラ輝くと思っています。

 死にたいけれど、あっさり死ぬのは嫌。華麗に死んでいきたい。そして最後を看取ってくれる人が、好きな相手なら最高だ。

 そんな美学。看取る人からしたら、随分と傍迷惑で面倒な……げふんげふん。

 だから松田は殺人鬼に対して「致命傷を与えたい」と思いつつも、「でもその前に俺を殺してくれてもいいんだよ?」な状態で戦っています。「生き残りたい」とは思っていない。そしてうっかり殺してしまうのも嫌だと思っている。

 だからこそ「今のあんたじゃ殺せない」と殺人鬼に言われるのです。殺すなら本気でこい、ということですね。

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『Love Scopper episode.0』、楽しんでいただけたでしょうか? いよいよ明日、完結です。

 いやぁ書いてて楽しい話だった! こういったノリのもの、好きなんですよ。どこかのタイミングで続きを書こう。

 ではまた!

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