芯から溶けていく

小説創作裏話

 おはようございます! 今日はバレンタインですね! 私はすっかり忘れて家族用チョコレート買いに行けてないよ! あわわわわ!

 ということで今日はカクヨム自主企画バレンタイン用短編小説『その熱が憎い』を公開しました!

『その熱が憎い』はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816927860367647357/episodes/16816927860371270320

 これはもうね、サービスです! モヤってくださいませ〜!

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 ではここから小説作成の裏話をば。

 今回カクヨムさん公式の自主企画「カラダの芯に触れてくる恋愛実話」というキャッチコピーを見て、物語の構成を練り上げました。

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 でも、ここに書かれているお話は私、未体験だからね!(必死)

 浮気とか不倫とか、幸せからは遠い関係だよな。それこそがいいって脳みそスパークしないと私、無理だと思う。

 ……まあ、私のことは良いのですよ。

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カラダの芯に触れてくる」これが、いいなぁと。この表現がね。恋愛ものだとたいてい「心がキュンキュン!」じゃないですか。でも違う。芯にきちゃうのをカクヨムさんは求めているのだなって。それがやる気出させてくれました!

 そういうの好きなのですよ!

 いや、キュンキュンも好きだけどね? バレンタインだとどうしてもピュアなものばかりになるじゃないですか。だからそれに反したものを書きたい反骨心(天邪鬼ともいう)がメラメラしたのです。

 しかも「カラダの芯に触れてくるほのエロなショートストーリー」ですからね。ええ、得意分野ではないですか、私?(そうなのか?)となりました。

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 でもここで問題なのが、字数制限。1000字〜5000字ということで、そこまでガッツリは書けない。いろいろなものを省いて、ぎゅっと濃縮したものがいいなと考えた次第。

 エロもね、R15にしたら読者が減ってしまうし、カクヨムさんも評価しにくいだろうなと考えました。だからエロよりは感情の揺れ、どうしようもない心の置き場所。それを描くのが一番だろうと戦略を立てたのです。

 それともう一つ。「カラダの芯に触れてくる」ものが求められている。ここをどう表現するのか考えました。

 肉体的接触を描くのは簡単。でも、そこにドラマが欲しかった。

 考えた結果、天候を利用しようと。寒くて冷え切ったカラダが温まる。それは機械的な熱では補えなくて、人の肌でしか埋められない。

 それを描いてみました。

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 いかがでしたでしょうか?

 どうかあなたにも、どうしようもない恋愛に囚われた女心が届きますように。

 ではまた!

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