ルソーくん第二作、完結です

小説創作裏話

 おはようございます! 昨日の夜から寒くていけない。思わずヒーターをつけてしまった。

 ということで『猫先輩とルソーくん 第二作』これにて完結です!

 最新話はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700428463504608/episodes/16816700428463621573

 シリーズはこちらhttps://kakuyomu.jp/users/amamiya-sakura/collections/16816700428463499775

 前回、猫先輩に盛大に怒られました。そして話し合いの場に強制召喚です。ええ、かなり怒っておりますから。

 ここで話し合われるのはもちろん、重要な二点。

 ・なぜコンクールにルソーくんが文化祭用に描いたバラの絵があったのか?(しかも二枚)

 ・なぜ猫先輩はルソーくんが成竹くんに騙されていると気づいたのか?

 まず一つ目の疑問点。これは猫先輩があっさりと明かしていますね。一枚は猫先輩が購入したものだから手元にあり、もう一枚は部室から盗んだ。ええ、さすがでございますお姉様。

 そしてルソーくんの名前を語ってコンクールに出品したのです。

 なぜここまでしたのかというと「自分のお気に入りの画家があまりにも馬鹿でみていられないから」「自分を後回しにしているから」「このままだと自分が描いてほしい絵を一生描いてもらえない危険性を感じたから」などの理由になりますでしょうか。

 猫先輩はルソーくんの技術を高く買っているのです。それを掠め取る成竹くんは、そりゃもう大嫌いです。地獄に堕ちろ! な気持ち。

 そしてもう一つの疑問点。どうして騙されていることに気づいたのか? これもまた説明しています。

 あまりにも作成中の作品のことを話そうとしなかったから。これにつきます。

 そう、猫先輩は何度もルソーくんに接触を試みているのですよ。どのような作品を描いているのか? とね。でもそのたびにルソーくんは口を汚して話すことを躊躇った。

 そして、写真。絵の完成具合と、内容を見て気づいたのです。「あ、これはまた描かされているな」とね。

 だって猫先輩はバラの絵の違いに気づいた人です。そこに本人の本当の気持ちが込められているかどうかなんて、一目瞭然じゃありませんか。

 こうして猫先輩はルソーくんを怒り、成竹くんの地獄行きを願い、一つの依頼をします。

 猫先輩の自画像です。

 だから第三作は猫先輩の自画像が描かれる、予定。まだ構想ができていないのです。が、気長に待っていただけたら幸い。

 ではまた!

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