幽霊と魂と神と

小説創作裏話

 おはようございます! 今日も今日とて頑張るぞい!

 ということで『魔警の黒猫 第五話』「9 幽霊」を公開しました!

 最新話はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700426425523750/episodes/16816700427331155129

 シリーズはこちらhttps://kakuyomu.jp/users/amamiya-sakura/collections/16816452220550123396

 今回はそりゃもう書くの大変だった回。だって幽霊の話、魂の話、そしてそこまでいったら神の話をしなくてはならなかったのだもの。

 でも魂と心の話は『魔警の黒猫 第四話』「11 予見」でしていたので、そこの部分は楽だったかな!

『魔警の黒猫 第四話』「11 予見」はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816452220898384194/episodes/16816700426309337858

 そもそも、幽霊の話をどうしてしにくいかというと、まだ全容が解明されていないから、ですね! こればっかりは仕方のないこと………研究材料として悪質だもの、幽霊。

 研究ってのは大勢の人が同じ環境で観測できるのが重要。それなのに、幽霊は人によって見えたり見えなかったりする。前提がずれずれのブレブレなのですよ。研究できる人がめっちゃ少ない。そして、できたと言う人の言葉を信用できる判断材料がない。

 相手の妄想の可能性、捨てきれないもの。

 でも神はそうじゃない。存在の証明は必要ないんですよね。あると信じる人が救われる仕組みになっている。それは魂も同じで、あるとみんなが認識しているから証明終わり、となっている。

 なら幽霊と神の違いは、証明の必要・不必要だけなのかといえばそうでもないし。

 そこら辺の落とし込みが大変だった!

 それと、日本語の「神」は意味が複雑になりすぎている問題な!

 明治期だったかな、西洋からやってきた聖書のGODに「神」と訳したのですよ。でも聖書に書かれている神は唯一神。神道にあるような大勢の神様がいて、それらがそれぞれ存在している感覚ではない。

 それを「神」に集約してしまった。

 だから説明が大変だったんですよ。私が言いたいのは自然崇拝的な神。でも神の単語を使えば唯一神の意味も追加されてしまう。それは違うから説明したけれど、宗教はデリケートな問題ですからね。相手を立てつつ、でも自分の意見を述べつつ。

 宗教学面白いし好きだけど、大変なものは大変だ!

 まあ、なんとなくうまくまとめられたと信じている。魔術に魂はつきものですからね。避けては通れない道。

 そして霊脈の説明ですね。やっと話せた。魂の流れ、とでも思っていてくださいませ。そして私たちの魂は最終的に星へと集約され一つとなる。………エヴァかな? でも、箱の中は空っぽなのは、そういったことだと思うのよ。

 まあ、小難しい話はここまで。

 ではまた!

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