コロナ禍の苦労と鬱屈

小説創作裏話

 みなさん、おはようございます! なんか今日は雪らしい?! いやん寒い!

 ということで今日は短編小説を公開しました!『ホットミルクを飲む間だけでも』です。

『ホットミルクを飲む間だけでも』はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700429201644071/episodes/16816927859587611654

 今回は、コロナに振り回された一人の青年の物語。

 コロナを題材にした小説は書こうと思っていたんです。やっぱりこうした社会的問題を取り上げるのは必要だよな、と常日頃思う部分ではありまして。でも、なかなかどう処理したものかと。現在進行形ですものね、コロナ。

 だから、この混乱と抑圧に振り回され疲弊してしまった人の話を書こうと思いました。これが来年書くとなれば、きっとうまく書けなくなるだろうから。「今しか書けない」を重視した内容です。

 そして舞台をどうするのか、を考えた時に、やっぱり老人ホームかなぁと。どこもピリピリしていたけれど、全体への影響力とか対応に追われるとか、私が想像できる部分で具体的に描けるのはそこかな、と。

 読んで、いかがだったでしょうか? 正直、この短編小説は読んで楽しいものではありません。カクヨムなら見向きもされないでしょう。みんな疲れていて鬱屈している。そんな中、わざわざ不快にさせる小説は読みたくないですもんね。

 まあ、自己満足な部分が多々あります。でも、残すことに意味があると思うから。

 今回は「鬱屈した思い」を重視したので、プロットはまったく作っていません。ただ、タツさんの死を思い、好きでもないホットミルクで自分の気持ちを慰める青年を描きたかった。だから文章全体がほぼほぼ述懐みたいになりました。それが逆に鬱屈感を表現できたのではないかな、とも。

 どうか一日でも早くコロナ終息しますように。

 明日はまた『猫先輩とルソーくん 第二作』を更新する予定です。お楽しみに!

 ではまた!

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