その心中いかに

小説創作裏話

 おはようございます! 今日から仕事始め! 寒い!

 ということで、カクヨムで連載中『トキ傳 壮途の儀』「20 戦友」を公開しました!

 最新話はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427557240235/episodes/16816700428487587485

『トキ傳 壮途の儀』はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427557240235

 今回は、ようやくトキの心情を本人が語りました。どうして刻殿に引きこもったのさ? という。

 トキの台詞を読んでもらえればわかる通り、「杏化天元ってば優秀だし、僕のこと必要としていないみたいだから、参加しなくてもいっか!」です。

 結構、こういうことってあると思うんですよね。感謝は口にしないと伝わらないし、行動で示さなくてはわからない。杏化天元は生まれながらに天元になるレールが引かれていて、トキは当然自分の側にいるもんだと思ってた。でも、実際は刻殿に引きこもっちゃった。

 トキからしたら、あいつほっといても大丈夫そうだし、サボっても良くね? です。所詮トキは天元を支えるだけの仕事しかできない。支えるには必要としてもらわなければならないけれど、杏化天元にはそれが見受けられなかった。

 だって周りの反応聞いてるだけだったんだもん。支えるも支えないも何もない。

 だからトキは引きこもったのです。でも、この廟議ではトキの協力が不可欠だと感じた。だから、トキはそれを感じ取り、一緒に出てくれたのです。

 そしてこれを通じて戦友になれると思った。戦友云々の話は「14 桂宗天元」でしていますね。

「14 桂宗天元」はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427557240235/episodes/16816700428487543001

 あのときの戦友は、共に戦に赴くこと、と思っていました。が、別に戦は戦場だけではないのです。会議室でも起きるのです。戦友になれるかどうか、楽しみにしていただけたら。

 そして、今回のお話は「2 廟議」と対になっています。大氏たちの登場の順番が同じでしょう? あの時から今回の杏化天元の成長も楽しんでいただけたら幸いです。

「2 廟議」はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427557240235/episodes/16816700428600394893

 さて、この後どうなるのか。お楽しみに!

 といっても、明日は『魔警の黒猫 第五話』を更新します。一日お休み。

 残すところ後少し。楽しんでいただけたら幸いです!

 ではまた!

コメント

タイトルとURLをコピーしました