明けましておめでとうございます! 新年だ! 2022年だ!
皆様、昨年は本当にお世話になりました! 私の書いたものを読んでいただき、とても心がほっこり嬉しくしています。今年もどんどん書いて思いを伝えていくつもりです。楽しんでいただけたら幸い! どうぞ今年もよろしくお願いいたします!
ということで今年最初の投稿は『トキ傳 壮途の儀』「17 刻殿」です!
最新話はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427557240235/episodes/16816700428487570843
『トキ傳 壮途の儀』はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427557240235
ここまで伏線を張りまくってきました。なのでそろそろ答え合わせをしていきましょう! 私が張ってきた伏線にみなさん、どの程度気づかれましたか? さらりと書くことを重要視したのできっと気づかなかったはず。
ということでまずは貧乏刻殿話。まずは「5 旅支度」を振り返ってみましょう!
「5 旅支度」はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427557240235/episodes/16816700428487079336
ここで注目なのは、旅の資金の確保方法ですね。大氏たちは「刻殿にはたくさんお金突っ込んでるから!」と言っていたけれど、トキと阿瀬美の会話ではそれがまるで見受けられません。むしろあるもの売って金にしようと阿瀬美は考えている。
そして『トキ傳 観月の宴』から続く、人が刻殿から去っていっている現状。
『トキ傳 観月の宴』はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427354769295/episodes/16816700427354844438
次に「12 嘉穂家」で語っている、刻殿の資金がいかに莫大なのか、という話ですね。ここで「これだけの資金を使い切ろうと思ったらどれだけ人を雇わなくちゃいけないのか」を指摘しています。この矛盾、気づいた人いますか?
「12 嘉穂家」はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427557240235/episodes/16816700428487514883
極め付けは「5 旅支度」で蓉奈が口にした、銀杏。刻殿では食事を用意するのも、外に役人たちが取りに行っている状況なのです。だから食事にお金を使っているわけでもない。そしてそれを当然のことのように受け入れるトキ。
「5 旅支度」はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427557240235/episodes/16816700428487079336
で、今回の話ですね。刻殿はボロボロなのです。専門家でない役人たちが必死に直している状況。それが当たり前になっている。
「17 刻殿」はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427557240235/episodes/16816700428487570843
ならここで問題になるのが、刻殿への資金はどこにいった? ですよ。
さあ、今までの話の流れからこの問題を考え推理してみてくださいませ! お正月にもやっと考えるには最適かと!
ではまた明日! 今年もよろしくお願いします!
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