警戒してるよ、という回

小説創作裏話

 みなさん、おはようございます! 寒いね! 暖房器具を増やさなければと鼻水拭いながら思う日々でございまする。

 さて今日も公開しました! カクヨムにて連載中『トキ傳 壮途の儀』「8 雀居家」です!

 最新話はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427557240235/episodes/16816700428487107239

『トキ傳 壮途の儀』はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427557240235

 今回は雀居が何を警戒しているのか、のお話。これって『トキ傳 観月の宴』の様子にもかかってくるようにしています。

 どういうことかというと、阿瀬美の抱くトキへの感情。これは見る人から見たら、盲信しているのと変わりないのではないか、ということ。

『トキ傳 観月の宴』はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427354769295/episodes/16816700427354844438

 それは『トキ傳 壮途の儀』の「6 旅支度」でもほんのちょっと匂わせていること、気づきました?

『トキ傳 壮途の儀』「6 旅支度」はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427557240235/episodes/16816700428487079336

 国の構造としては天元がトップでそれを支えるのがトキ。でもそのトキは人ではなくてその身に神を降ろした存在。人に見えるけど人じゃない人物が目の前にいたら、それは神なのではないか。なら天元よりも神の方が素晴らしいのではないか、と考える人もいるってこと。

 雀居はそれを危惧しているんですね。国のトップは天元であるべき、でなければおかしい。そう考えている。大氏として天元を支えることに誇りを抱いてる。良い部下ですわ。

 でも杏化天元は「刻殿で働いているんだから主人を敬うのは当たり前じゃね?」と思ってる。邪推しすぎだよ雀居〜な反応。だから困ったなぁと項垂れるのです。気弱。

 それだけ、トキという存在は不思議なものだし、神秘的。魅了されてしまう人が出てくるのも仕方がない。

 でも私自身は、トキは神の御使だから心開きすぎるのもどうかと思うけどね。人ではない、という時点で信用しすぎてはいけないですよ。

 ではまた明日! お楽しみに!

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