しばらく悶々回が続きます

小説創作裏話

 みなさん、おはようございます! 寒いね! 一昨日昨日と雪が降り、まさかのちょっとだけ積もってた! 西日本でこれなのだから、きっと北国はとんでもないことになっているに違いない………恐怖。

 さてさて! ここからは少しずつまた『トキ傳 壮途の儀』を更新していきます! なので今日は「7 柚比家」を公開!

 最新話はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427557240235/episodes/16816700428487094756

『トキ傳 壮途の儀』はこちらhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427557240235

 ここからしばらくは杏化天元フルボッコの回が続きまする。でも伏線もきちんと張っているので読んでもらえたら幸い!

 話の流れからわかるように、ここから順々に各大氏の家を訪ね歩きます。みんな流石は建国の勇者! 家が立派だよ! 各大氏がどんな生活をしているのかが垣間見えるようにしています。

 そして最初の家は柚比家。小説の中でも言ってますが、柚比は杏化天元のお母さんの出身の家。だから廟議の席でもトキについで二番目に天元に近い席を設けられている。もし杏化天元が妃を取れば、その妃の実家がそこになる………とはならない。やっぱ血筋が一番なんでね。

 じゃあ杏化天元が大氏以外の妃をもらおうとすればどうなるのか。一応、この時代の段階では、それは許してもらえない。大氏の誰かの嫁しか妃になれないんですよ。なので、妾になる。正妻の地位はなかなかに熾烈な争いがあるのです。

 時代と共にそこは変わっていく。でもすぐではない。この辺りもまた、時代の変遷が必要な部分。

 今回は杏化天元の問いに対して柚比プッツンですわ。廟議での話し合いを思い出してもらいたい。確かに柚比は賛成も反対も言ってないんですよ。金かけんなとは言ったけど。

 話し合いを振り返りたい方はこちら『トキ傳 壮途の儀』「3 トキ」

 柚比は杏化天元の後ろ盾だから、杏化天元が曖昧な態度を取っているのなら曖昧な態度を取り続けるんですよ。でも大きく間違うことがあればそれは訂正する。良い後ろ盾だよね。こっちはこれをやりたいんだと暗躍しようとはしていないから。そういうことをしてくるのは、もう少し時代が進んでから。この段階ではそういったことをしようとはしない。

 それが大氏としての誇り、なのかもしれん。

 今回は柚比と話をしただけでなく、杏化天元の母・沙伊も登場ですな! お母たまー! なかなかに過激で過保護な母です。嫁入りするまでトキがどういった存在なのか御伽噺では聞いていたものの、こんなにべったりなんかーい! とびっくりしたっちゅう話。それで怒って「あいつ憎し」になるのは、さすがとしか。

 まあ、それだけ子が可愛いんですよ。それをいじめる奴は許さない! という母の愛。それを受け取る子は必ずしもそれを理解しているのかは別問題なだけで。

 まあ、今回の話はこの辺りで! ではまた!

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